日韓ハーフママの韓国ライフ

韓国で働きながら子育てしている主婦のブログです。(育休明けて復帰しましたよー!)

韓国の出産休暇給与について(출산전후휴가급여)

こんにちは。

韓国で2人の娘を育てているママです。

 

2018年に韓国の会社に就職し、2度の産休育休を終え今現在フルタイムで働いています。

 

韓国の産休育休制度、気になる方多いと思います。

2023年現在、雇用保険のサイトより調べた情報を簡単に共有するので、どなたかの参考になると嬉しいです。

 

出産休暇(출산전후휴가)

期間:90日(多胎児の場合120日)-出産後45日以上になるように(多胎児は60日以上)

支給額:通常給与の100%

支給元:

優先支給企業→90日すべて雇用労働部からの支給

優先企業以外→60日は会社から支給、30日は雇用労働部からの支給

雇用労働部からの支給限度額は月210万ウォンなので、通常賃金が210万以上の人の差額は会社から支給

申請条件:休暇終了日までの勤労期間(雇用保険加入期間)が計180日以上であること

申請時期:休暇開始から1カ月後~休暇終了後12カ月以内

申請方法:

①出産休暇給与申請書(雇用労働部のホームページよりダウウンロード)

②出産休暇給与確認書(会社から貰う)

③通常賃金を確認できる書類(雇用契約書など)

①~③の書類を地域の雇用センターに提出

 

雇用保険のホームページリンクはこちら↓

www.ei.go.kr

 

出産休暇を与えなかった事業主は2年以下の懲役または2,000万ウォン以下の罰金に処せられます。また、休暇復帰後には休暇前と同様の仕事もしくは同様の給与を与えないといけません 。復帰後30日間はいかなる理由であれ解雇もできません。

もし事業主に断られるようなことがあっても法律で守られてますので、休暇の権利を主張しましょう!

 

ちなみに休暇中は出勤したことと同じ扱いなので、有給や退職金の計算にも反映されます。毎年1月1日に有給休暇が発生するんですが、前年度に産休育休でほぼ出勤していなかったのに、まるまる有給が発生した時は本当にありがたかったです。

 

2022年の韓国の出産率は0.78人だったそうです。韓国も年を追うごとに子育て支援制度は良くなってきていますが、未だに出産率は右肩下がりですね。。

韓国の若い世代と会話してみると、まず結婚すらしたくないという子が多いなという印象。

子育て支援はもちろん今後ももっと増やして欲しいですが、少子化を止めるには違う対策も必要かもしれませんね(´;ω;`)

 

韓国が大好き&将来娘達が一生住むかもしれない国なので、より豊かで住みやすい国になってほしいなと思いますm(__)m

ではでは。