日韓ハーフママの韓国ライフ

韓国で働きながら子育てしている主婦のブログです。(育休明けて復帰しましたよー!)

熱性けいれんで夜間救急に行った話

 

1歳4ヶ月の娘が熱性けいれんを起こした時の事を記録として残します。

 

 

月曜日

保育園から昼過ぎに、38度の熱があるから迎えに来るように連絡がある。

帰りにそのまま小児科に寄って診察。

鼻水とのどが少し腫れてること以外は問題ないので、いつもの風邪薬を処方してもらう。

娘はいたって元気で、ご飯もそれなりに食べた。

夜、39度まで熱があがる。

 

火曜日

解熱剤を飲んでも熱がすぐ上がるので、もう一度小児科へ。

肺の音なども問題ないので、強いウイルスの風邪かな、という診断を受ける。

薬の種類を少し変え、抗生剤も処方してもらう。

娘は機嫌はいいが、ちょっとだるそう。

夜、40度の発熱。

0時、娘が叫び声を発し、慌てて見ると、腕をビーンと伸ばして痙攣し始めた。

私と夫はパニック。

夫はとっさに娘を抱きかかえたが、

私はネットで熱性けいれんの対処法をチラリと見たことがあったので、横向けに寝かしてのどが詰まらないようにし、何分継続するか見守った。

この時夫が電気を点けようとしたが、なぜか私は「娘がまぶしがる」といって防いだ。

後から思えば、目の動きや嘔吐物があるかよく観察する為に、電気は点けるべきだった。。

 

痙攣は1分ほどでおさまったけど、娘の意識がない。

呼びかけても反応がないし、抱いてもだらーんとぐったりしている。

いつもは冷静な夫が 「夜間救急に行こう」 と言い出したので同意する。

急いで準備して出発。

↑ 

なんの準備もできてなかったw

娘の水筒と保冷剤だけ持って、オムツや着替えは忘れてた。

そのまま入院になることもあるので、オムツと着替え、お菓子やミルク等もあったほうがいい!

 

車の中でもずっと反応のない娘だが、30分経ってやっと目を覚まし、泣き出す。

泣いてくれる事にこんなに安心したのは、産まれた時以来初めてだ。。

 

 

0時40分

30分かけてようやく夜間救急のある病院に到着するが、コロナの為すぐに入れない。

防護服を着た人に問診をいくつかうけ、娘のX-rayを撮影してトータル30分くらいかかってようやく中に入れた。

 

血液検査の採血と、点滴の注射を手首に打つ。

動き回っても簡単に外れないようにサポーターを付けられている娘。

可哀そうで辛い。

 

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尿検査もするので、シール付きのビニール袋を尿道付近に貼り付け、その上からオムツを履かせた。

この時替えのオムツがないことに気が付いたので、夫が病院前にあったマートでオムツを買ってくる。普段はパンツタイプだけど、こういう時はテープタイプのオムツが便利。

 

解熱剤の注射を打ち、温かいお湯とガーゼを渡され、頭や身体を濡らしてあげるように言われる。

これが噂に聞いていたお湯マッサージか。

 

正直やり方がよく分からなくて、サラっと頭や腕を撫でたりしてたら看護師さんが来て、びしょびしょに娘の頭を濡らした。

「この濡れた部分が蒸発する時に、熱を下げてくれるんですよ」

と教えてくれ、なるほどと思った。

 

それからは私も躊躇なく、頭が乾くたびにガツガツ濡らしていた。

 

ぴよログで記録していた体温の推移がこちら

 

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病院の解熱剤は効きがいい👍

そして申請時の時から使ってる”ぴよログ”のアプリやっぱり良いわ。

 

 

娘は点滴したままでも、ちゃんと病院のベッドで眠ってくれた。

 

水曜日

7:00

血液検査も尿検査の結果も特に異常なしという事が分かり、帰宅することに。

家に常備してある解熱剤の

맥시부펜(イブプロフェン系) と타이레놀(アセトアミノフェン系)

を熱が下がらなければ交互に2時間おきに飲ませること。

まったく熱が下がらなかったり、何も食べられない状態ならまた病院に来るように言われる。

 

 

帰宅後は夫は出勤し、私は娘とひと眠り。

夫は一睡もしないで出勤だったから疲れただろうな。。。

私は前日に会社に連絡して有給にしてもらっていて良かった。

 

 

昼間は娘は38.5度前後で熱はあるものの、それなりに元気でご飯も少しだが食べた。

 

そして16時頃からまたぐんぐん熱が上がり39度。

晩御飯は食パンやバナナ、チーズなど、食べたがるものだけをあげた。

解熱剤も飲まし、お風呂はパスして20時30分に就寝。

寝ている娘の横で、しょっちゅう熱計ってはお湯マッサージのくり返し。

 

0時

またもや40度。ほんとに恐怖!また痙攣が起きるんじゃないかとビクビク!

 

でも検査の結果は問題なかったし、熱さえ下げてあげれば大丈夫と信じ、ひたすらお湯マッサージ。

ほぼ寝ずにお湯マッサージを続けた結果、無事に朝を迎えられた。

 

木曜日

この日は私は出勤し、夫が有休をとって看病。

朝起きると娘の体に発疹が!

 

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やっと今回の高熱が突発性発疹だったことが判明。

ちなみ韓国語では「돌발진」 というらしい。

 

ご飯はあまり食べないものの、解熱剤を飲まなくても37度以下を維持するように。

 

金曜日

熱は下がるが、発疹は顔にも出てきていた。

この日からぐずぐずがひどくなった。

突発性発疹は別名「不機嫌病」と言われているのがよく分かるように、何をしてもぐずぐずしていた。

抱っこが嫌、だけど降ろされるのはもっと嫌、ご飯も食べない、、、

もう本当に参った。。

でも泣きわめく元気があるって事に感謝しつつ、なんとかご機嫌を取りながら甘やかし放題で過ごす。

幸い昼寝を3時間くらいしてくれたので、その時間で私も休息を取れた。

 

土曜日

変わらず不機嫌病発症中。

ほぼ1日中、抱っこしながら一緒にYouTubeを見て過ごした。

 

日曜日

やっといつもの娘が戻ってきた。

熱もなし、発疹も薄くなり、食欲も復活。

 

一件落着。

 

 

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1週間かかってやっと完治したなと思えました。

連日の寝不足で、完治後もしばらくは娘も私も、めっちゃ寝ました。

 

 

熱が下がった後の不機嫌な2日間は本当に辛かったけど、痙攣を起こしてぐったりした娘をみるよりは全然ましでした。

 

そして不機嫌が治った今は、熱が出る前よりも聞き分けが良くなった気がします。

高熱を経験して娘も心が成長したのかな…?

ご機嫌な日が増えて、一人遊びも前より上手にできるように。

 

 

大変な1週間だったけど、私たち親にとって良い人生経験になりました。

今後また高熱が出た時には、今回の事をよく思い出して

もう少し冷静に、適切に対応できたらなと思います。